ネット銀行が普通の銀行やネットバンキングと違う点をまとめました。

ネット銀行が注目を集めている

パソコンを操作する手と豚の貯金箱

 

メガバンクや地方銀行といった“普通の銀行”が、軒並み0.001%程度の超低金利で普通預金を管理し不満を集める一方で、ITが発達した現代においては「ネット銀行」が注目を集めています。

 

「ネット銀行」とは、店舗を持たずに取引の中心をインターネットで行う銀行です。
“楽天銀行”や“住信SBIネット銀行”など、グループ企業の中に証券会社を持っている銀行を中心に、新しい形態の銀行として利用者増加の一方を辿っています。

 

普通の銀行との違い

メガバンクや地方銀行と比べると、ネット銀行の立ち位置は少し特殊です。一番の違いとして“店舗を有さない”という点が挙げられます。
それに伴い、ネット銀行は自前のATMを持っていません。何かあった際に窓口でサービスを受けられない一方で、全ての手続きがインターネットでいつでも行えるという特徴が見受けられます。

 

ネットバンキングとの違い

「ネットバンキング」は、インターネット上で行う銀行との取引行為を指す言葉です。
ネット銀行にもネットバンキングが活用されていますが、メガバンクや地方銀行でもネットバンキングを利用して残高照会や送金が行えます。
ネット銀行を利用する上でネットバンキングという行為は欠かせませんが、ネットバンキングはネット銀行を指す言葉ではないという認識です。

 

ネット銀行が利用される理由

ノートパソコンとお金を意味する積み木

 

ネットバンキングを行えば普通の銀行でもネット銀行のメリットが回収できるように思えます。
一方で、それでも尚ネット銀行の開設が行われる背景には、以下のような魅力的なメリットがありました。

 

振込手数料が安い

ネット銀行は同行、若しくは協力関係にある金融機関への振込手数料が無料のサービスが多いです。
それでなくとも他の金融機関への振込手数料は、基本的に大手銀行より安価な設定がされています。
また、独自の優遇サービスによって月に数回は無条件で手数料が無料になるサービスを展開しているネット銀行も多いです。

 

預金金利が高い

大手銀行の金利は0.001%程度まで落ち込んでいて、どの銀行も大差ありません。
しかし、ネット銀行は独自の判断基準により、一定条件を満たしたユーザーは最大で金利が100倍にも引き上げられることがあります。
最大で金利0.1~0.2%というネット銀行も多く、預けておくだけならネット銀行に軍配が上がるのです。

 

いつでも手続きができる

ネット銀行はインターネット上で取引が行われるため、利用する時間や場所に制限がありません。
自宅でくつろぎながらスマホを操作しても良し、移動中の電車内で気軽に送金しても良しのメリットがあります。
窓口の時間を気にする必要もないため、諸手続きに関する時間的なメリットも大きいです。

 

気になったら無料で口座開設してみると良い

スマホでネット銀行を利用する男性

ネット銀行はインターネットでいつでも取引が行える“新しい形の銀行”です。
口座開設は従来の銀行と同じように無料で行えますので、気になったらまずは口座開設に挑戦してみてはいかがでしょうか。

TOPへ